【心配orお節介?】NANAとアドラーとシャンパンタワー

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みなさんこんにちは、Kyokoです

今日の東京はみぞれが降る寒さでしたね!
桜も開花したというのに驚き

コロナは気になるものの、在宅勤務による引きこもり生活に限界が着ていた私
学生時代からの友人とランチに出かけてきました♡

気分だけは春、ピンクのコートにピンクの靴
林家師匠ご夫妻に近づいた日(笑)

ピコレースがラブリーなブラウスは、素材がかなり張りのあるコットン
ZARAで6,000円くらいでした

骨格診断ナチュラルさんは、しっかりした骨格とちぐはぐな感じがしやすいので、
この手の甘めアイテムは苦手です

でもでも、しっかりとした素材を選べば、身体のごつさが見えにくくなるのでいけちゃいます!
(この写真だと襟元しかわかりませんね、失敗。今度しっかり映します)

同じくしっかりとした生地のデニムを合わせ、バックも靴も鋭角を意識して、甘すぎ防止

お店はWE ARE THE FARMさん
新鮮で濃い~味わいのお野菜がたくさん食べられるんで大好きです
今日は特に左下のブッラータチーズがおいしかった!
緑のケールのソースと赤のトマトソースをチーズに絡めて、パンに乗せて…あ~毎日でも食べたいわ

***

みんなおしゃれして、素敵なお店でおいしいランチ、
ですが話題は身近な人(家族・友人・同僚)の“困った話”が結構多い
ま~平たく言えば、愚痴、ですね

私も最近ちょっと身近な人について悩んでおり、
盛大にぶちまけて、いつも通り温かくも厳しい(笑)アドバイスをもらってきました
友達って本当にありがたい…歳を取るほどに実感しまくりです

歳を取るほどにもう一つ実感するのは、身近な人の“困った”に対処する難しさ
細かいことは書けないけど、ざっくり分けると以下かな

  1. お節介もうやめて系:母親の「結婚しないの?子供はまだなの?」…等
  2. お節介じゃないから!心配だから!系:両親の衰え、しっかりしてない兄弟姉妹、危なっかしい彼氏…等

そう、自分に言われるのはお節介だけど、誰かに言うのは心配ってことになっている(笑)

私が今悩んでいるのは2の方

そこで今日は、お節介か心配かわからないようなことを考えるときに、
どん詰まらないために思い出すようにしている考え方を紹介したいと思います
(いつもながら前置きが長いっすね)

NANA 9巻 川野さんの名言「 君の抱えてる荷物の方が重そうだな。半分持たせてくれよ。持てるだけ持とうとするな。両手いっぱい塞がってると、肝心な時に身動きが取れなくなるぞ 」

言わずと知れた矢沢あい先生の名作漫画、NANA
その9巻のひとこま

デビューを控えたブラストのリーダー、ヤス(こわもて弁護士、しっかり者でやさしい)が、
難しい生い立ちのナナやシンを思って色々心配する姿に対し、
レコード会社の川野さん(仕事はできるが冷徹になり切れず出世しないタイプのおじさん、タヌキ顔)が
掛けた言葉です

いろんな人を心配する、その気持ちは素晴らしいけど、誰しもできることは限られている
君は君でやるべきことがあるはず。だから、僕も力になるよ

みたいな、やさしさと厳しさがにじみ出る、いい言葉だな~と思います
身近な人のことで悩んでいる人がいれば掛けてあげたいし、自分自身にも投げかけたい

今だったら、

「おまえ~~、仕事も、ファッションの勉強も、ブログも、妊活も、って欲張っているのに
人の心配している余裕あるのか~~~~~い
中途半端に心配して、余裕なくなってほっぽり出したりしないか~~~~い」

みたいな。自分に対する戒めですね

NANA、連載再開しないですね~~続きが気になるわ…
完結こそしていませんが、途中まででも十分面白いので、
見たことない人はぜひ読んでみてください(‘ω’)

アドラー心理学の課題の分離「これは誰の課題なのか?という視点で自分の課題と他者の課題を分離する」

ずっと前にベストセラーになった、「嫌われる勇気」

自己啓発の源流になったといわれるアドラー心理学を、
悩み多き「青年」とアドラー心理学を極めた「哲人」の対話で、わかりやすく紹介した名著です

私はこれを読んだだけでアドラーに詳しいわけでは全くないので、本当~~~にざっくりいうと、

フロイトが「あなたが今これに悩んでいるのは、過去にXXXがあったから」と悩みに原因を見出すのに対し、
アドラーは「あなたが今これに悩んでいるのは、今それに悩んでいる状態でいいと思っているから」と悩みに目的を見出すのが特徴的

悩みから本当に抜け出したかったら、その状態でいいと思っていることを自分でやめる勇気を持たなければならないと続くことから、勇気の心理学ともいわれています
(悩んでいるひとは好きで悩んでいるって、けっこうシンドイ…)

そんなアドラー、他人の悩みを心配することに対してもバッサリ
本当にバッサリ切っちゃってくれてるんです
以下、青字は本文(哲人の言葉)より引用

おおよそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことあるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされます。

だれの課題かを見分ける方法はシンプルです。「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」を考えてください

たしかに世の親たちは、頻繁に「あなたのためを思って」という言葉を使います。しかし、親たちは明らかに自分の目的―それは世間体や見栄かもしれませんし、支配欲かもしれません―を満たすために動いています。つまり「あなたのため」ではなく「わたしのため」であり、その欺瞞を察知するからこそ、子供は反発するのです

うっ…、ぜえぜえ…、きついぜ、アドラーさんよ(;´Д`)

家族のような身近な人間を心配するときに、欺瞞やエゴがゼロの人間がどれくらいいるでしょうか
私はほとんどいないんじゃないかな~と思います

心配するからこそ感情的になるし、その中でエゴがあらわになり、当事者はますます反発する
どこにでもありそうな悪循環

ちなみにアドラーさんは、他人の課題に介入しないことは放任主義とは明確に違うとも言っています
たとえば勉強をしない子供に対し、親が子供が何をしているのか知らない・知ろうともしないのであれば、それは放任

そうではなく、子供が何をしているかを知り、
勉強をすることは本人の将来を左右する本人の課題であることと、もしも本人が勉強したいと思ったなら援助する用意があることを伝えて、頼まれるまであれこれ口を出さない
それが「課題の分離」だそう

う~~ん
自分が課題の当事者だとすると確かにその方がありがたい(お節介受けたくないし)から、
たぶん正しいと思うんだけど、心配している側としてはなかなか実践できない

特に女性は、家族や身近な人との心の交流を大事にしていて、
献身的に尽くすことが多いから、この考え方を受け入れられない人も多いのではないでしょうか

本当は自分の課題ではないことも、心配のあまり自分の課題のように感じてすり減ってしまう
そんな人に対して紹介したいのが最後の考え方

シャンパンタワーの法則「自分⇒身近な人⇒その周りの人…、てっぺんから順番に注ごう」

ホストクラブに行って憂さ晴らししよう、という話ではないです。念のため(笑)

シャンパンタワーのシャンパン、どこから注ぐとうまく全体にいきわたるでしょうか

言うまでもなく一段目のグラスですよね

シャンパンタワーの法則は、
自分の時間・気力・お金などのキャパシティ(=シャンパン)は、
自分(一段目)⇒家族・パートナー・親しい友人(二段目)⇒仕事仲間(三段目)⇒お客様や知り合い(四段目)…
という順番で満たすように使ってみましょうという考え方です

自分が自信で満たされ幸せな状態であれば、それは周りの人にも良い影響を与えるもの
身近な人が悩んでいるのに、「私だけ自分のことにかまけていいのかしら」と
遠慮やうしろめたさを感じるときにぜひ思い出していただきたいです

有名な話なので、ご存じの方も多いと思います。私は以下の本で見つけました

家族や周囲の人を優先する生活で、自分の見た目に手をかけることに罪悪感を持ってしまう女性たちに対して、シャンパンタワーの法則が紹介されています

頭では「課題の分離」、でもエゴを隠して見守るのはしんどいから、
シャンパンタワーの法則で自分を最初に幸せにするのが今の気分ですかねぇ~

んで、
今の自分とおんなじような悩みを持っている人がいたら、川野さんのような言葉をかけてあげるのが理想(笑)
そんな大人になりたいなぁ~

***

今日はあまりファッションやら美容やらに直接関係ない話になっちゃいました

毎日をご機嫌にしなやかに過ごすためには、
悩みとどんなふうに付き合うかがとても大事なことだと思うので、
こういうこともたまには書いていこうと思います

何か参考になることがあればうれしいです(‘ω’)

ではでは

Kyoko

コメント

  1. ランキングから訪問させていただきました。

    アドラーからシャンパンタワーまで
    なんだか一気にブログを読んでしまいました~(^^♪

    また訪問させてくださいね。

    • いくっち♪さん、コメントありがとうございます♡
      雑記がすぎますよね、ついいろんなことをごちゃまぜに書いてしまうのです…
      こんなところでよければぜひお越しください~!

  2. ブログランキングからきました。シャンパンタワーの法則、初めて知りました。
    上から注ぐ意味って、そんな深い意味があったんですね。参考になりました。

    • Ayuさん、コメントありがとうございます♡
      シャンパンタワーの法則、悩んでいるときにはいいですよね。参考になったようでよかったです★