皆さんこんにちは、Kyokoです。
いよいよStay Home Weekも終わりに差し掛かりましたね。皆さん楽しくおうち時間をお過ごしでしょうか?
さて、このシリーズも最終回!プラットフォーマー系の通販サイトについてご紹介します!
※ 以下記載の情報は、2020年5月時点のものです。最新情報は各社URLにてご確認ください
ファッション通販サイト比較①直販系(ファストファッション)はこちら
ファッション通販サイト比較②直販系(セレクトショップ)はこちら
ファッション通販サイト比較③直販系(大手アパレルメーカー)はこちら
プラットフォーマー系のサービスの特徴
直販系の通販サイトとプラットフォーマー系の通販サイトの違いは以下の通り。
プラットフォーマー系サイトは、サイト内での売り上げに応じて提携しているアパレルブランドから、販売・物流・決済等に対し手数料を売り上げています。
固定ファンを抱えているアパレルブランドやセレクトショップではなく自分のサイトで買い物をさせるため、送料や返品がお得&柔軟にできたり、アパレルブランドとは別にポイントを付与するなど、利用者への経済的なメリットが大きい傾向があります。
利用者としては心躍る~~(*’▽’)ところですが、できるだけ自社でまとめ買いをさせようというサービス設計になっているのも事実。
「店舗がないんだから、規模が大きいんだから、お得になって当然♪」って感じでクールに受け止め、余計なものは買わない様に努めましょう~。
プラットフォーマー系サイト比較
ZOZOTOWN
ファッション通販サイトといえば、最初にZOZOを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。オンライン通販をやっていなかったブランドをどんどん誘致しながら、利用者を増やしてきた、プラットフォーマー系の代表格です。
商品の特徴(デザイン、サイズ、素材)をちゃんとつかめる?
結論:ほぼ大丈夫
まずはデザイン。写真は豊富で、カラバリがある場合も全色着用写真があります。セレクトショップや大手アパレルメーカー同様、「アイテム説明」にデザインの説明もあります。
サイズについては、ほとんどすべての商品を日本人モデルが着用しているため、サイズ感がつかみやすいです。モデル身長の記載もあります。また、サイズ詳細にサイズ表とサイズガイドへのリンクがあり、採寸の基準もつかむことができます。一方、各ブランドのヌードサイズの記載はないようです。
最後に素材ですが、アイテム説明のFabricに素材の特徴が記載されているのと、素材の構成の記載もあります。お手入れ方法については書いていないので、ちょっと情報量が少ないかな…。
なお、ZOZOTOWNにはスタッフさんがいないため、スタッフスタイリングからコーディネートのヒントやサイズ感をつかむことはできません。その代わり、コーディネートアプリのWEARと提携しており、人気コーディネーターの着用商品をそのままZOZOで購入することもできちゃいます。旬のアイテムをうま~く取り入れたいときに参考になりますね(*’▽’)♪
返品ができない or 大変?
結論:できるけど、お金と多少の手間がかかる(あと結構急ぐ)
返品不可商品(衛生商品、ギフトラッピング利用商品、福袋、カスタムオーダー等)以外については、未使用品に限り、「サイズが合わない」「イメージと違った」等の利用者都合による返品は可能です。ただし、商品受取後7日以内に返品手続きをする必要があります。
また、利用者都合による返品の場合は送料は利用者負担となります。
詳しくはこちらをご参照ください。ほかのサイトに比べると、返品に伴う手続き/サイトの操作についての説明が、画像も多くとても分かりやすいと思います。
お~、またか7日間ルール…。通販になれていない方、忙しい方からするとちょっと短いですね💦
不要なものまで買っちゃう?
結論:深入り注意
送料は、購入金額にかかわらず、通常配送は全国一律210円(税込)、即日配送は全国一律560円(税込)です。ついで買いが発生しないので、買い物しやすいかなと思います。しかし、即日配送ってそんなにニーズあるのかな(;・∀・)
次にポイントですが、これはなかなか複雑ですね~~。まずポイントの種類が4種あるんです。
- 購入ポイント: ZOZO IDでのお買い物で加算されるポイント
- クーポンポイント: クーポンとして付与される期間限定の特別ポイント。特定ショップで利用できる「ショップ限定クーポン」、キャンペーン期間に付与される「キャンペーンクーポン」等あり。クーポンによってご利用条件が異なる
- ZOZOCARDご利用還元ポイント: ZOZOCARDのご利用で加算されるポイント
- 買取査定ポイント: 買取サービスにて「ZOZOポイント買取」を希望した場合に加算されるポイント
購入、決済、リユースまで何でもポイント取得のチャンスになる、そしてそれがZOZOの囲い込みのチャンスになる、とな(;・∀・)
決済に関して特徴的なのは、ZOZOツケ払い。なんと購入商品の支払いは2か月後まで猶予してくれるというもの。最大5万円まで対応でき、かつ決済手段もコンビニ・銀行・LINE Payから選択できます。つまりZOZOCARDを作らなくても誰でも利用可能です。
これ、いわゆる、一定期間無利息で資金繰りを肩代わりしてくれるという、会社であれば豊富な資金力がある商社がやっているようなサービスなんですが…。5万円直ぐ払えないなら買っちゃだめだよ、と思ってしまう(;・∀・)これ使った上で、お給料が足りなくなったらPayme(お給料前借サービス)を使って…みたいになったらエライことですよね…。
最後にセールやクーポンについて。上のポイント種別にもある通り、ZOZOTOWNでは期間限定のクーポンを随時発行しており、対象ショップ(アパレルブランド)は毎回異なるそう。
お気に入りショップの登録をしておけば、対象のクーポンが発行されるときに通知を受け取ることもできるけれど、しょっちゅうセールの誘惑にさらされることにもなるので、ご利用は計画的に(*’▽’)
まとめ
商品情報と返品ルールについては、大手アパレルメーカーとそれほど変わらないけれども、送料・配送・決済がお得&柔軟です。どんどん買い物をさせようという罠にはまらないよう(笑)、気を付けて使いましょう。
MAGASEEK
会員数300万人、取り扱いブランド数1500以上、国内最大級のファッション通販サイトMAGASEEK(マガシーク)。ZOZOよりは知名度が低いかもしれませんが、使い勝手の良いサイトです。
商品の特徴(デザイン、サイズ、素材)をちゃんとつかめる?
結論:ほぼ大丈夫
まずはデザインから。着用写真は多く、カラバリがある場合も全色着用写真があります。商品にもよるけど、写真数はZOZOより多いかもしれません。
それから商品説明も豊富で、大手アパレルメーカーやセレクトショップと同等か、それ以上に詳しいかも。ここにもデザインについての記載がありますね。
次にサイズですが、ZOZO同様、ほとんどのブランドが日本人モデルの着用なので、サイズ感はつかみやすいです。また、商品説明の隣に商品サイズ(寸法)、丈感、商品サイズ表の記載があります。
更にはUNITED ARROWSでも導入されていたVIRTUSIZEも、パンツなどの一部商品で利用可能(利用方法の詳細はこちらをどうぞ)。多角的にサイズ検討が可能ですね。
最後に素材についてですが、上画像の「商品説明」に、素材の特徴やお手入れ方法について簡潔に記載があります。商品ページの下部には素材構成や原産国もあり、一通りの情報は知ることができます。
返品ができない or 大変?
結論:できるしお金もかからない(でも結構急ぐ)
MAGASEEKは、返品の柔軟性が高いのが特徴。「サイズが合わない」「イメージと違った」といった利用者都合による返品は送料無料!
こうしたサービスを、おうちde試着として、サイトの大きなウリにしています。
一部対象外のショップもあります。詳細はこちらでご確認ください。また、返品は商品受け取りから9日以内ですので、その点もご注意を。
また、MAGASEEKはデヴィ夫人のCMで有名になったロコンドと提携しています。ロコンドも購入後の返品が無料。MAGASEEKでは洋服をロコンドでは靴をセレクトし、気に入ったらキープ・合わなければ返品、という便利なお買い物ができます(^_-)-☆
どちらのサイトで購入したかによって、返品や送料の条件が異なりますので、詳細はこちらでご確認ください。
不要なものまで買っちゃう?
結論:ほぼ大丈夫
送料は、購入金額にかかわらず全国一律440円(税込)。ただし、MAGASEEKカードで決済すると無料になります。いずれにしても送料回避のついで買いは発生しません。
次にポイントですが、MAGASEEKでの購入金額に応じポイントが貯まります。購入金額に応じステージが上がると付与率が上がるプログラムや、付与率が上がるキャンペーンもあります。貯めたポイントはMAGASEEKでの買い物に1ポイント=1円、100ポイント単位で利用することができるそう。詳細はこちらをご確認ください。
セールについては、ZOZO同様、期間限定のクーポンを発行しています。参加ショップは毎回異なります。
ショッピング関連のクレジットカードを作ることや、ポイントに苦手意識がある方も、ブランド登録数が1,500以上と多いので、作る価値はあるかもしれませんね(^_-)-☆
まとめ
返品送料無料のため、「どんなに画面で確認しても通販はやっぱり不安」という方には大きな味方になってくれるサイトです。返品対応期間は9日と長くはないので、そこだけご注意くださいね。
楽天ファッション
楽天のファッション通販サイト、楽天ファッション。大手アパレル、セレクトショップ、プチプラショップ等、1,100以上のブランドからお気に入りを見つけることができる、便利なサイトです(^_-)
商品の特徴(デザイン、サイズ、素材)をちゃんとつかめる?
結論:ほぼ大丈夫
まずはデザイン。商品の着用写真は豊富で、カラバリがある場合も全色着用写真が用意されています。商品詳細にもデザインの特徴が記載されており、セレクトショップや大手アパレル並みに情報量豊富です✨
サイズ感については、ほとんどの着用写真が日本人モデルで、身長も記載されていることから、イメージをつかみやすいと思います。また、サイズ詳細には、サイズ表とサイズガイドへのリンクがあります。
また、サイズ表下の「ピッタリのサイズを見つける」をクリックすると、合うサイズを提案してくれる機能も。身長・体重・年齢(実数)、バスト・ウエスト・ヒップ(標準/大きめ/小さめ)、好みのフィット感に答えることではじき出してくれる仕組みです。
素材につては商品詳細に記載があるほか、商品ページの下部に素材構成も記載があり、一通りの情報提供はなされています。
返品ができない or 大変?
結論:できるけど、お金と多少の手間がかかる
「サイズ違い」「色違い」等利用者都合による返品は、セール品、アウトレット商品、先行予約品以外については可能です。ただし、商品到着後16日以内の未使用品である必要があります。また、利用者都合による返品の送料は、利用者の負担です。
詳細はこちらをご確認ください。条件も手続きもとても丁寧に書いてあるので、安心かなと思います。
個人的には、2週間以上の期間があれば、返品対応も問題ないかなと思います。
不要なものまで買っちゃう?
結論:便利だけど深入り注意
送料は全国一律550円(税込)。1回の購入金額3,980円(税込)以上で送料無料となります。3,980円なら、プチプラでもクリアしやすいと思うので、ついで買いは発生しにくいと思います。
さてポイント。楽天といえばポイント、ポイントといえば楽天。楽天会員IDを利用して買物すると、商品の税込価格に対し通常1%の楽天ポイントが付与され、獲得したポイントは1ポイント1円として次回の買い物や、楽天のさまざまなサービスで利用することが可能です。もちろん楽天ポイントマラソン(ポイントアップキャンペーン)も対象です。セールやポイントアップクーポンも随時実施されている模様。
ちなみに楽天ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得した月を含めた1年間です。日用品の買い物や色々なサービスに使えるので、アパレルブランドのポイントに比べると簡単に使い切れそうですね。
楽天に染まれば染まるほどポイントゲットのチャンスがあるので、うまく使いこなせればお得に何でも買えちゃいます。余計なものは合わないようにだけ、気を付けましょう✨
まとめ
ブランド数も多く便利に買い物できる一方、返品はそれほど融通が利きません。ポイントをうまく活用するほどお得になるので、買い物は楽天に寄せちゃうのも一案化も♪
Amazon prime wardrobe
言わずと知れたネット通販大手Amazon。色々なアパレルブランドの商品を扱っていますが、今回はその中でもprime会員限定のサービスであるprime wardrobeについてご紹介します(^_-)-☆
商品の特徴(デザイン、サイズ、素材)をちゃんとつかめる?
結論:ちょっと心配
まずはデザイン。写真が、あるけど、ちょっと少ない…色違いは着用写真がなかったり、ディティールがわかるアップ写真がなかったり、他のサイトに比べるとちょっと情報量が少ないかも。「商品の説明」には、デザインや素材の特徴は書かれています。
また、サイズ感について。モデルは日本人が多いようですが、首から上が写っていない写真が多く、モデル身長の記載もありません。また、サイズは商品メイン写真の横に文字で記載されているだけで、採寸のガイドやぴったりサイズをお勧めしてくれる機能もなく、かなりシンプルです(;・∀・)
素材も商品メイン写真の横に素材構成とお手入れ方法が書かれているのみ。これもシンプルですね。
Amazonお得意のレビュー機能も、入れ替わりが激しいアパレルに関してはレビューが貯まっていることがほとんどないので、あまり使えないよう。
商品についてもっと知りたいと思ったら、出店しているアパレルブランドやセレクトショップのサイトを覗いて、そちらの商品写真、スタッフスタイリング、サイズガイドなどを参考にするとよいと思います。
返品ができない or 大変?
結論:できるしお金もかからない(でも結構急ぐ)
prime wardrobeの最大の魅力。それは、送料と返品送料が無料なこと。家でしっかり試着して、気に入ったら購入するという買い物が可能です。これ、ZARAやMAGASEEKのように返金時に送料が差し引かれないというサービスではなく、商品到着時には支払いは無く、試着期間経過後に初めて購入金額が決定するんです。
ただし、1回のお買い物で頼めるのは6点までであることと、返品は未使用品に限り商品到着後7日間以内に手続きする必要があります。詳しくはこちらをご確認ください。
7日ルールは忙しい人にはやや厳しいかなと思いつつ、送料も返品送料も無料というのはうれしいですよね~。
なお、通常のAmazonの買い物かごとprime wardrobeの買い物かごは分かれており、注文時には間違えないように注意してください。詳しくは下画像とこちらをご確認ください。
不要なものまで買っちゃう?
結論:腹をくくって深入りするほうがお得?
上述の通り、送料は無料です。ついで買いは発生しないですね(^_-)-☆ただし、prime wardrobeを利用するにはAmazon primeに加入している必要があります。
Amazon primeは、prime wardrobeのほかにも、日用品や書籍等Amazon上の数多くの商品の送料が無料になったり、即日配送が可能になったり、prime video、prime music、prime reading等のサブスクリプションサービスが利用可能となる会員制サービス。
会費は年間4,900円(税込)、月間500円(税込)です。詳しくは以下リンクから調べてみて下さいね。
次はポイントに関して。prime wardrobeでのお買い物はAmazonポイントの対象であり、Amazon.co.jpでの買い物と同じように付与されます。貯まったポイントはAmazon.co.jp でのお買い物に1ポイント=1円分として使えます。有効期限はAmazonでの最終購入日or最終ポイント付与日から1年ですが、アパレルブランドのポイントに比べると、色々な買い物に使えるので使い切るのは問題ないかな~と思います(^^)/
セールについては、年から年中タイムセールをしています。下画像のようにカテゴリごちゃまぜで並んでいるので、左側のバーで検索して探すとよさそう。個人的にはスポーツウェアが豊富で興味がわきました☆
楽天のポイントとは異なり、Amazon primeの場合は会員費用が掛かっているので、primeになっちゃったのなら腹をくくって使いまくるほうがお得だと思います。
私もprime会員なので、prime wardorobeの利用を検討したいところ。MAGASEEK並み情報量が増えて見やすくなればいうことなしですが…
まとめ
これまで紹介したプラットフォーマー系通販サイトに比べると、商品情報が少ないのが課題。primeユーザは会員費用の元を取る一手段として、試着して買う便利さを試してみてはどうでしょう(^^)/?
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というわけで、プラットフォーマー系通販サイトの比較は以上です。
最初にご紹介した通り、プラットフォーマー系サイトはアパレルブランドではなく自社のサイトで買わせるためにお得な仕組みを幾つも用意しています。
ただ、結局のところそういった仕組みのコストを載せた金額で洋服が売られているわけなので、バブル期の女子大生がタクシー代をもらった時のように(?)、「あら、ありがと~」とクールに受け止めましょう(笑)
①~④のシリーズで計12サイトの比較をしましたが、個人的には直販系ではUNIQLOとZARA、プラットフォーマー系では楽天とMAGASEEKが買い物の不安が少ないと思いました(でも会員費を払っているprime wardrobeでもなるべく買物した方がいいかな~と悩み中…(‘ω’) なるべくIDやカードを増やさずに買い物したい)
首都圏はどうやら5月末まで外出自粛が続きそうですので、これらのサイトを使って夏物ハントを始めたいと思います~(^^)/
かなり長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
ではでは
Kyoko
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