おしゃれや美容は、何のためにあるの?【サロンオーナーのひとりごとvol.1】

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皆さんこんにちは。
宇都宮市でパーソナルスタイリングサロンをやってます、Kyokoです😀

このブログでは、骨格やパーソナルカラーに関するファッション・メイク情報を発信しているのですが、今後、月末の1回は私自身の考えや想いを発信していこうとおもいます💨

ブログを長らくやってますが、エッセイ的な物はほとんど書いていないので…
出来損ないのポエム(笑) みたいになるかもしれないですが、どうにかお付き合いくださいっ😇

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問:おしゃれや美容は、何のためにあるのか?

さて、最近ぐるぐる考えてきたこと。
それは、

女の人は、何のためにおしゃれとか美容をこんなに頑張るんだろう?

という、疑問。
いやいや、自分の職業(パーソナルスタイリスト)を考えれば、そうじゃなきゃ困るんですけども!!(笑)

それでも考えずにはいられない。何ならこれまでの人生で何度も出くわした疑問だから。

おしゃれをすると、大成しない?

最初のきっかけは小学生の頃。どうしてもお団子ヘアをしたくて、学校から帰って宿題もせず、せっせとお団子をしていました。ところが、仕事から帰ってきた母に「見て~!お団子したの~!!」と言ったところ、ため息交じりに、

「そんなことばっかにかまけとるけん、女はものにならんとよ」

的なことを言われたこと。
いやコレ、なかなかヒドイですよね!😂

長年、思い出しては傷ついてきたんですが、本人は「記憶がなか~。よっぽど虫の居所が悪かったっちゃなかろ?」と(福岡八女の方言です)。母とは…そんなものらしい😓

しかし、子どもの私に母親の影響力は強大で、【大成したいならば、外見にかまけてはだめだ】という、法則めいたものが頭に刷り込まれることになりました。

可愛くて、おしゃれで、デキるけど、何か?

次にこの疑問にでくわしたのは、大学時代。

福岡の片田舎から派手好きで有名な都内の私大に進学した私は、「東京生まれ東京育ち、おしゃれな奴は、大体友だち♪」な、あか抜けた同級生たちに目を奪われ、あか抜けたくてあか抜けたくて仕方がない大学生活を送っていました。

CanCamなんかの読者モデルが、普通にキャンパスをウロウロ歩いているのです。なぜかみんなルイヴィトンのモノグラムヴェルニを持って。気にならないわけがない。

しかし一番驚いたのは、ヴィトンのヴェルニではなく…
彼女たちが試験の日も、いつもと同じように巻き髪・メイク・コーディネートが完ぺきだったこと…!!

ええ?今日はよくない?
今日は、よくない!?

と、二度見。でもしっかり単位はとるし、留年なんぞしないんですよね~。
(仲良くないので、成績の良し悪しまでは知りませんが)

同じゼミにも、才色兼備の先輩・同期がゴロゴロ。司法試験の予備校に通う友人は、「優秀な人ほど、試験の日もばっちりメイク」なんて、言っていました。

あれ?どうやら、おしゃれにかまけても、デキる子もいる】らしい。
母の刷り込みが、揺らぐことに…。

可愛くなくなったら、”かわいそう”なの?

社会人になっても、この疑問はついて回りました。しかも、もっとシビアに、腹が立つような文脈です。

「馬場ちゃん(※旧姓です)、大丈夫~?ここらへんお肌荒れてるよ~」

と、酔っ払った職場のおじさんに言われたり…。

「あの子、すっごい太ったよね。肌も荒れてかわいそう

と、営業でペアを組んでいた先輩が、取引先の新卒二年目の女性のことをこう言ったり。

入社仕立てはぴちぴちキラキラした女子も、いっぱしに仕事をすれば、肌が荒れることもあれば体重が増えることもある。それを容赦なく攻撃する外野の声…。多くは、「おたくの腹は(髪は、肌は、口臭は)、どうなのよ!?」、と言いたくなるおじさんからのものです😡

いや、これはちょっと極端😂

ルミネの炎上CMも、なつかしい…。
お時間があったら、見てみてください👇

2015年のものらしいのですが。
どうですか、皆さん。このおじさん↑に「需要が違う」と言われて、「最近さぼってた!?変わりたい?変わらなきゃ~🌸」

ってなるか~~~~~い!!!!!

ですよね。ならないですよね。

なぜなら、【男の目を楽しませてくれない女は女じゃない】という、ひっじょ~~に男性本位な考えがあることがミエミエだから。もう、いっそすがすがしいくらいにミエミエです。イヤになりますね。

だけど、もしこうして誰かに外見の衰えを指摘されたら、無視できるでしょうか?

私は自信がないです。めちゃくちゃ、気にします。

「変わらなきゃ~🌸」ではなく、「変わってやるよ!😡」と、メラメラ。
怒りをエネルギーに変えて、買い物に行くことでしょう。

それでも、きれいでいたい。何のために?

なぜメラメラするのでしょう?
もう答えは一つしかない。自分のためです。

決して、高い所から劣化を指摘して、いい気になったつもりの腹の出た中年オヤジのためではないですよね。

あ、思い出して文が乱れた…

チラッ

いや、もういいってば!!!

きれいで、おしゃれで、仕事もデキて‥。とにかく素敵な自分でいたいから。
その一心です。

確かにスキンケアも、メイクも、毎日の服を選ぶのも…どれも時間がかかります。
それを生産的な活動(例えば仕事)にあてれば…?と思うこともあります。

実際、若き日のビル・ゲイツは、歯も磨かず風呂も入らず、プログラミングに没頭して成功しました。

でも、普通の人は、そんなことできない😓
もう少し客観的に自分や周りが見えているから、そこまで吹っ切れない(笑)
きっとビルも、虫歯になって後悔しているでしょう。知らんけど。

そして、誰よりも自分のことを見ているのは自分

私の理想に追いついてないぞ、自分
なんだか最近ちょっとサボってるぞ、自分
ずっと変わってないよね、マンネリだぞ、自分

って、自分が思えば、頑張ればいいし🤩✨

髪振り乱してでも踏ん張るのだ、自分
今は子育てが一番だから、おしゃれはちょっと我慢ね、自分
まぁ、ちょっとぽっちゃりでも健康だからいいよ、自分

って、思えば、それでいい😀✨

おしゃれや美容は、どこまでいっても自分のため。

一番身近な人間である、自分を好きでいられるように。
なが~い付き合いでも、自分に飽きないように。
そして、いろんなことが起こる毎日を、自分らしく気持ちよく過ごせるように。

そして、私のサロンは、いつだってそんな女性たちを応援するためにありたい。
新しい自分に会いたい、素敵に変わりたい、と願う人のきっかけになりたい。

ぐるぐる考えた結果、そんな答えが出ました😍

誰よりも、自分のために、おしゃれやきれいを楽しもう♪

皆さんにとって、おしゃれや美容はどんな存在ですか?

楽しめていますか?それとも、ただ面倒なもの?金食い虫の時間くい虫?プレッシャー?

よければ、コメントやインスタdmで教えてください💕
ではでは、また月末のポエムでお会いしましょう。

Kyoko

***

キレイになるのは自分のためか…
わたしも変わってみようかな~、自分のために✨

と思った方、ぜひサロンにお越しください~!

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一生ものの勉強になりますよ😍

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今回の参考文献

最近考え事をするときほど、本を読むようにしています。
ということで、今回のポエムの参考文献です😉

美を育てる / 神崎 恵

女性はなぜ美しくなりたいのか…。No.1美容家のお考えを知りたくて読みました。
「美しさは力です。自分らしく生きるための力になる」だそうです。パワー!!!💪💪💪

美容を極めるのが仕事の美容家、って改めてすごい職業ですよね。二度の離婚を経ながら三男子を育てつつ、このご活躍✨おしゃれや美容にかまけても、大成する人はするんだわ💨

女ぎらい ニッポンのミソジニー / 上野 千鶴子

日本のジェンダー学の第一人者、東大入学式の祝辞でも話題になった東京大学名誉教授 上野千鶴子先生の代表作。【ミソジニー=女性蔑視】を、男性・女性・家族・社会など様々な角度で論じています。

例えば、「外見磨き」と「モテ」の連想ゲーム
「女性がきれいになりたがるのは、モテる(男に選ばれる)ため」。だから、「いい歳こいて、見た目を気にするのは軽薄」なんて考え方、ありますよね。

そうじゃないだろ~と思いながら、本書を読みましたが、そうじゃなかったです😀✨
…しかし、男性は女性のフィクションに萌えるそうなので、モテたかったら一時的にそういうことにカン違いさせておいて、いいかもしれません😉

なにせ女性蔑視がテーマなので、読みながらとっても腹が立つ本です😡(笑)でも、女性の一人として、一度はしっかり学んでよかったな、と思いました。

僕はメイクしてみることにした / 糸井 のぞ(原案=兼塚 亮)

おしゃれや美容が自分のためにあるなら、実は、おじさんもきれいになりたいのかも?
そうであっても、全くおかしくない。

でも、そんなおじさんを、私たちはどこまで応援できるだろうか?
スキンケアや口臭対策といった身だしなみは大歓迎。でも脱毛は?メイクは?バレなければOK?バレたらNG?

もしかしたら女性にも、男性への押し付けとか、女性本位な考えがあるのかも?と、気づかされた一冊。なかなか深い。でも漫画なので、とっても読みやすいです✨

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Instagramにて「少ない服であかぬける、疲れない大人のおしゃれ」をテーマに、ファッション&美容情報をお届けしています★
ブログの記事はInstagramで先にご紹介することがあるので、チェックいただけると嬉しいです(^^)/💕

ID: styleclue_kyoko

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