皆さんこんにちは、Kyokoです。
いや~、毎日毎日暑いですね💦
こう暑いと出かける気も起きなくなりそうですが、どこもいかない夏もさみしい(;´Д`)
ということで、今日は真夏にも涼しく快適な催し物をご紹介します。
ピーター・ドイク展
イギリスが誇る現代アーティストが日本に初上陸!アート好きの友人に誘われて、行ってきました(*^▽^*)
もともとは、2月26日~6月14日開催だったのですが、コロナで中断を余儀なくされ、7月末ごろ再開したそうです。公開も10月11日まで延期されることに。
ご覧の通り、展示会もコロナ対策万全です。
密にならないように、チケットは日時指定の完全予約制となります。
詳細はチケットぴあにてご確認くださいね。
ピーター・ドイクは「画家中の画家」?
1959年、スコットランドのエジンバラ生まれ。カリブ海の島国トリニダード・トバゴとカナダで育ち、1990年、ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士号を取得。1994年、ターナー賞にノミネート。2002年よりポート・オブ・スペイン(トリニダード・トバゴ)に拠点を移す。テート(ロンドン)、パリ市立近代美術館、スコットランド国立美術館(エジンバラ)、バイエラー財団(バーゼル)、分離派会館(ウィーン)など、世界的に有名な美術館で個展を開催。同世代、後続世代のアーティストに多大な影響を与え、過去の巨匠になぞらえて、しばしば「画家の中の画家」と評されている。
https://peterdoig-2020.jp/
「画家中の画家」というのが具体的に何を指すのかよくわかりませんが(笑)、デジタル化する世界の中で過去の巨匠たちのようなスタイルで創作やほかのアーティストとの交流をしている、ということなのでしょう。
ピーター・ドイクの作品
今回の展示会は、なんと全作品撮影OK!SNSでもジャンジャン拡散してね!というスタンスでした
ということで個人的に気に入った作品をチラリ☆
星空が美しいこちらの絵。湖面に写る空の方が木々の輪郭がクリアに見えるのが面白い。
深いネイビーがキレイですね。
これは日本のスキー場の広告にインスパイアされて描かれたのだとか。雪山なのに、穏やかなピンクやパープルが使われています。
こちらはスペインかどこかの夏の景色。短くて濃い影が日差しの強さを物語っています。
うん、暑そう…。男の人が日傘をさして、どこに向かっているのやら…
この絵の配色が気に入って、ミュージアムショップでこの絵のノートを買っちゃいました☆
ちょうどこの空のような色のワンピースを持っているので、ピンクブラウンのカーディガンでも買って、配色を真似っこしたいなぁ。
これも面白くって好き。油絵なのに、Bボーイみたいなお兄さんがモチーフになっている!
Tシャツにダッドスニーカーという、今時のコーディネートですねぇ~。
よーくみると、お兄さんの周りには下書きの線がくっきりそのまま残されており、なんだかアドリブ感というか、ライブ感を感じました。
同じ時代を生きているアーティストが描いたんだな~と強く感じた一枚ですね。
映画鑑賞会のお手製チラシも!
ドイグさんは仲間内で映画の上映会を開いていて、毎回上映会用のチラシも描いているそう。今回たくさん展示されていました。
日本の作品も多く、インスパイアされているんだな~と実感。
絵画鑑賞とコーディネート鑑賞
第一印象を自分で考える
わたしは絵画鑑賞のプロでも何でもないので、あくまで個人的な楽しみ方としてご紹介します(^^)
まず説明やオーディオガイドを聞かずに絵を見て、何を感じたかを頭でざっくり整理してます。
この色がキレイとか、なんか不穏な感じがするとか、暑そうとか寒そうとか。ま、雑な感想なんですけどね。誰かと来ていれば、小声で感想を言い合ったりして。
で、それから解説を読むようにしています。
アートや何らかの作品って、第一印象が一番大事だと思ってます。自分が最初に何を感じ取ったか、に一番興味があるんですよね。
最初からプロの解説を読んだり聞いたりすると、そうとしか見えなくなるので、先入観はなるべく排除するのがいいと思っています(^^)/
説明を読んだ後でもう一回見るときは、少し離れて座ってみてみたり。
今回の展示会は、三密回避のためかかなり空いていたので、ベンチにゆったり座って鑑賞できましたよ(^^)♪
コーディネート鑑賞も同じ?
この絵画鑑賞のやり方は、ファッションにも通じるものがあると思っています。
あ、このコーデおしゃれ!この服素敵!と思ったら、(店員さんが近づいてきて、勝手に解説し始める前に(笑))なんでそう感じたのかを考えてみる。
「パンツのラインがいい!」と、デザインに惹かれたのかもしれないし、
「素材が涼しそう!」と、素材に興味を持ったかもしれないし、
「きれいなブルー!」と、色が好みなのかもしれない。
自分の好きを分解して考える考えることで、自分の好みがはっきりして、素敵なものを見つけやすくなると思います☆
「似合う」ばかりが気になって、「好き」がよくわからなくなってしまった方におすすめです。
(と、無理やりファッションブログっぽいことも書いてみる( *´艸`))
国立東京近代美術館は真夏のおでかけにおすすめ
今回展示があった国立東京近代美術館は竹橋駅からすぐ、皇居に隣接する北の丸公園に位置しています。真夏は駅歩が少ないのがほんとに楽…。
展示スペースは1~4階合わせて4,500㎡もあり、国内有数の規模です。
1階では今回のような企画展、2~4階では常設展もあります。企画展のチケットがあれば、常設展も全部見られ、しかも展示物は定期的に入れ替えされているんです。
常設展は日本人画家の作品も多いです。畳のベンチが異常に居心地よくて、友人と相当ゆっくりしてしまいました(*^▽^*)
あつ~い毎日ですもの、たまには美術館で涼しく快適に過ごすのもいいですよね☆
疲れたら4階の「眺めのよい部屋」がおすすめ。皇居と丸の内が一望できます。
美術鑑賞コーデ
最後に当日のコーディネートを。
UNIQLOのプレミアムリネンシャツにStyling/のバックサテンパンツという、骨格ナチュラルが得意な上下ふにゃふにゃ素材。
いっぱい歩くので、足元はフラットサンダルです(しっかり写っていないですが…)
これだけだとちょっとカジュアル過ぎるかな~と思い、革の時計とバッグできちんと感をプラスしてみました。白いバッグは濃色×濃色のコーデに明るさもプラスしてくれますね☆
時計についての詳細はこちらの記事をどうぞ(^_-)-☆
館内はかなり冷房が効いているので、寒がりな方は上着やストールがあるほうがよいと思います。
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今年は本当にイレギュラーなことばかりですが、コロナ対策・熱中症対策は万全にして、真夏のお出かけを楽しみましょうね☆
ではでは
Kyoko
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