【2020-2021秋冬トレンド】 “パワフルなフェミニティ”が問題山積の現代をリードする

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皆さんこんにちは、Kyokoです。

よ~~~~~やく、関東も梅雨明けしましたね!
このまま梅雨明けせずに、台風や秋雨前線の季節になったらどうしよう…と心配していたので、なんだかほっとしました(笑)

これから季節は暑い暑い夏に向かいますが、そろそろ秋のトレンドも気になるところ。
夏物をセール買いするにも、秋も継続して使えるアイテムがいいですもんね(*^▽^*)

そこで、今回は2020-21秋冬ファッショントレンドについてお届けします!

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2020-21秋冬トレンドは❝パワフルなフェミニティ❞がテーマ

人種・ジェンダー・働き方などの多様性に直面し、環境問題、格差、コロナ禍という世界的な問題を抱えている現代。

特にコロナで環境が一変した2020年上半期は、世の中と自分の在り方について改めて考える機会を持った方も多かったのではないでしょうか。

そんな中で、くしくも新型コロナウィルスのパンデミックの直前に発表されたコレクションでは、問題山積みな現代を生き抜く❝パワフルなフェミニティ❞をテーマにしたものが多かったそう。

PowerfulなFeminityの意味とは?

英語辞書を参照すると以下の通り。

Powerful(形容詞)
1.強い、強力な
2.勢力(権力)のある、有力な
3.(演説・論旨など)人を動かす、説得力のある
4.(薬など)効能のある、ききめのある
5.動力(主力、倍率(など))の高い

https://ejje.weblio.jp/content/Powerful

Feminity(不加算名詞)

1.女であること、女性の特質、女性らしさ
2.女々しさ
3.(集合的に)婦人、女性

https://ejje.weblio.jp/content/femininity

日本語で端的に言うのは難しいけれど、

人を動かしたり、
ギラギラとエネルギーにあふれていたり、
賢く問題を解決してくれたり
するような、

そういうパワフルな女性なのかなと思います(*’▽’)

コレクションから読み取る❝パワフルなフェミニティ❞

文字よりも実際のコレクションを見た方が、理解できるかも!と、VOGUE、ELLE等のファッション雑誌のトレンド解説を読み込み、自分なりに❝パワフルなフェミニティ❞を解釈してみました。

各ブランドの表現方法は色々だけれど、共通して3つのメッセージがあります。

パワフルな女性は…目立つことをいとわない

今季は、70年代終わりから80年代にかけての華やかなムードにインスパイアされたブランド多数。

黒と赤に代表されるような、コントラストが強くエッジが効いた辛口配色

ギラギラのスパンコールにツヤテカのレザーやラテックスのラグジュアリー感

フォークロア調ではない、都会的なフリンジ使いなどなど、

装飾性の強い素材やデザインが目白押し。

がっつり肩パットのジャケットスタイルは、バブルのにおいがします(笑)
肩を目立たたせ権威的に見せる一方、ウエストの細さも目立たせる。まさにパワフルな女性の表現なのでしょうか。

意外にも、色や素材はマニッシュ…そこが素敵♡特に右の人、仕事できそうです!

他人(男性も女性も)の目を惹いてなんぼというような、ガツンとした強さを感じますねぇ。

全身マネするのは厳しいものもありますので、色柄や素材、小物でピリッと利かせたいですね(*’▽’)
ボリュームスリーブのロングアウター欲しいなあ。

パワフルな女性は…フェミニンとマニッシュを行き来する

フェミニンもマニッシュも自由自在に操るような、一筋縄ではいかない女性像も感じました。

フェミニンなデザインだけれど、ストイックなブラックスタイルだったり、
(右の人は簡単に肩を抱けません(物理))

お嬢様っぽいセットアップだけど、足元はしっかりした乗馬ブーツで、自分たちだけでどこまでも歩いて行けそうだったり、
(この左のルックが好きすぎます…欲すい…買えないけどw)

逆に、マニッシュなジャケットスタイルがつややかなサテンだったり、

ミリタリーをエレガントに着こなしたり、

フェミニンとマニッシュを気負いな~くミックスしたコーデがたくさん♡

Mannishとは、(女の)男っぽさ、つまり女らしくない様を表す言葉だけれど、もはや今の女性は女らしくも男らしくも自在に擬態できるような、そんなスタイルだな~と思いました。

リアルクローズでも、ミックスコーデってやりますよね?

手持ちのアイテムを並べてみると、この秋は今まで絶対しなかった組み合わせが浮かぶかもしれないですね!
また、フェミニンかマニッシュのどちらかを、よりがっつり象徴するようなアイテムにチャレンジするのも楽しそう!

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パワフルな女性は…本物志向でエレガント

サステナブルも大きなテーマ。
もはやトレンドではなくこれから先ずっとの方向性なんでしょうね。

毎年膨大な量の服を生産し捨ててきたファッション業界は、エコでもサステナブルでも何でもないのが実情です。
そんな中、上質なものを大事に長く着こなす、賢くエレガントな女性像があらわされていたように思います(*’▽’)

流行に関係なく着られそうな、クラシカルな装いへの回帰が目立ちました。

何度もリバイバルしているクラシカルアウターに、クラシカルなチェック使い

上質なレザーと奇をてらわないシルエットが、知的な淑女ムードを盛り上げてます。

素材の進化も目覚ましく、エコレザー、エコファーのほか、再生素材も多く取り上げられてます。

早くからエコと動物愛護に取り組むStella MacCartneyでは、PVCフリーも実現したとか!

よりサステナブルで美しいものを、自分の頭で考え選び取るような、地に足のついた賢い女性、問答無用で憧れますね~♡

クラシカルなアイテムが多い今季、一生ものと呼べるアイテムに投資するのも良いかもしれません(*^▽^*)

トレンドと考えるおしゃれ

トレンドの源流はハイファッション誌で掴もう

アパレル関係者でも、ファッションエディターでもないわたくし。

今回の記事を書くにあたり、ハイファッション誌がとっても役に立ちました。

ランウェイ情報を純度高く伝えることが使命なので当然といえばそうなのですが、ファッションの裏にある思想とか、この時代にこのトレンドを纏う意味合いとかをヲタッキーに(古い)伝えていて、読んでいて考えさせられます。

中でもVOGUE9月号が良かったです!

❝パワフルなフェミニティ❞について、一冊まるまる取り上げており、女性学研究者の田嶋陽子さんの取材記事も。現代女性への叱咤激励が山盛りで、「あ~耳が痛いな~」とおもうこと請け合いですw

また、フェミニティの対義語であるマスキュリンについても考察するために、社会学者の江原由美子さんへの取材記事も。近代から現代にかけ、男性らしさがどのように作りあげられ、変容しているのかについて学ぶことができます。

(本記事中の「パワフルなフェミニティ」については、今季のトレンドを一番的確に表現した言葉だと思い、援用させていただきました)

リアルクローズ誌はハイボール?

一方、Oggi、ClASSY、Marisol等のリアルクローズ誌では、コレクションのトレンドを、日本での日常に取り入れやすく解釈し直したり、薄めたりして紹介しています。

トレンド(=新しい服)を売らなくてはならないという使命はハイファッション誌と同じですが、あくまで主役は読者であり、今のリアルな生活や気分にフィットするトレンドを選んでお届けしているわけですね。

たとえて言うなら、ウイスキーをロックではなく、水やジンジャーエールや炭酸水で割って飲むような…(おやじっぽいな)

時には源流をチラ見して、考えるおしゃれ

どっちが良い悪いでは全くないですが、普段リアルクローズにしか興味がない方も源流を少しチラ見すると、なんであれが流行っているのか、今自分はどんな服を着たい気分なのか、がはっきりして無駄なお買い物が減るかもしれません(^_-)-☆

たとえて言うなら、「このハイボールがおいしいのは、ウイスキーが角じゃなくて白州だからなのね⁉」と発見する感じでしょうか!
(お酒飲まない人、すみません)

当ブログも、忙しい女性の考えるおしゃれを支えていけるように、トレンド源流寄りのファッション情報もときどきお届けできればと思っています。

今後は、具体的なトレンドアイテムについて、骨格タイプに基づく選び方をご紹介できればと思います~

ではでは

Kyoko

コメント

  1. ランキングから訪問させていただきました(^^♪

    日々に追われて、おしゃれから遠ざかっていましたが(;^_^A
    やっぱりおしゃれってステキですね~。

    思い出させていただけました。
    ありがとうございます(^^♪

    • いくっち♪さん
      ご訪問ありがとうございます(^^)/
      今年はコロナで、中々おしゃれどころではないですよね(;・∀・)

      少しでも楽しみになったなら幸いです!