皆さんこんにちは、Kyokoです。
ノースリ重ね着コーデ
Project333 Day45のコーデ。
- Tank Top:Whim Gazette
- Vest:Maglia Plus
- Pants:Used
- Bag:Gallardagalante
- Shoes:Fabio Rusconi
- Neckless:TASAKI
少し暑さの戻った昨日。
ノースリーブにコットンベストを重ね着して、暑いんだか寒いんだかコーデw
ベストは、こういう季節の変わり目に便利ですね。
ちなみに全身イエベカラーのコーデです(*^▽^*)ブルべ、サマーの私ですが、たまにはこんな冒険もします☆
しかし、イエベカラーを着ると顔色は黄みっぽくなるので、パールのネックレスで明るさをプラス。
似合わない色も、調整しながら楽しみたい派です。
映画『THE TRUE COST ファストファッション 真の代償』
Project333の提唱者、コートニー・カーヴァ―さんの著書『もう、服は買わない』に紹介されていた映画、『THE TRUE COST ファストファッション 真の代償』を見ました。
ファストファッションで供給される安い服。その裏側をみせるドキュメンタリー映画で、あらすじは知っていたのですが…。
ファッションを自由に楽しみたい自分にとって、”不都合な”事実が語られていることがわかっていたので、怖くてちゃんと見ていなかったのです…。しかし、Project333にチャレンジしたり、ミニマリズムについて知ったりする中で、たくさんの服を買って捨てることに疑問を禁じえず。やっぱりちゃんと見ようと思いました。
映画には、バングラディシュの縫製工場の崩落事故等、数々の衝撃的なシーンやファクトがあります。私の胸に突き刺さったのは、一心不乱にミシンに向かう母親の足元の床に置かれたやせた子どもの姿。お母さんをぼんやり見上げていますが、相手をしてもらえることはありません。
(過酷な長時間労働のため、子どもを田舎の家族に預けて年に一度しか会えない親子も多いので、一緒にいられる分、幸せなのかもしれません…)
育休をもらって一日中子どもと一緒に居られる私。お腹いっぱいになるまでおっぱいをのみ、清潔なベッドにすやすや眠っている娘。そんな自分たちの当たりまえの毎日が、ものすごく幸せで稀なものなのだと痛感します。そしてそのありがたい幸せは、映画に出てきたたくさんの人たちの犠牲の上に成り立っているのだと突きつけられるのです。
そうすると、自分の行動を変えないわけにはいかないですよね…。
Project333にチャレンジするきっかけになった『もう、服は買わない』のブックレビューはコチラ
少ない服を長く着よう
何からできるかしらと考えた結果、まずは少ない服を長く着ようと思いました。
何も難しいことではなく、過剰になったスタイルを少し昔に巻き戻せばいいのです。
というのも20年前に比べて、先進国における洋服をめぐる数字は以下のように変わっています。
- 市場で売られている服の数は50%増加
- 平均単価は約40%下落
- 約30%以上の洋服が売れ残る
- クローゼットにある洋服の数は約40%増加
- 擦り切れるまで着られる服は約40%減少
過剰なほど大量に安く供給されるようになった洋服を、消費者が大量に買っては気軽に捨てている…そんな構図が読み取れます。
私もそんな消費者の一人(でした)。
UNIQLO、ZARA、COSといったファストファッションはデザインもよく、なにより安い!気軽にトレンドを味わえるし、定番品も少し古びたら買い替える、なんてことを平気でやっていました。特にアラサー以降は愛用していて、『学生時代にこういうブランドがあれば、もっとファッション楽しめたのにな~。今の子がうらやましい!!』なんて思ったくらい!
私が中高生のころ(ちょうど20年前)は、確かに服はもう少し高くて、子どもながらによ~く考えて買って、大事に着ていたと思います。それがアラサーになって自由に使えるお金が増えたら、いい服を吟味して長く着ることを忘れてしまったという。それっておしゃれなのか?大人としてどうなの??と、いろんな意味で恥ずかしい…( ;∀;)
ファッションはいつでも私の気持ちを明るく元気にしてくれるもの。だからこそ、誰かの犠牲の上になりたっているという現実を少しでも変えたい。心の底から楽しんでいたい。
だから、まずは20年前の自分に戻ろうと思います。
限られた予算でしっかり考えて買う。決めたスペースに入るように量も管理する。昔は母親がやってくれた手入れをちゃんと自分でする(か、手入れができるものしか買わない)(ってか、今や自分が子を持つ親ですわ(笑))。
確かにこの映画が発表された2015年頃と比較すると、アパレルメーカーも、環境や人権に配慮した経営・モノづくりを進めています。リサイクル素材を取り入れたり、フェアトレードに取り組んだり、着なくなった洋服を無料回収したりといった取り組みをよく目にするようになりました。
しかし、エコやフェアトレードの商品をせっせと買って、せっせと不用品回収ボックスに入れては本末転倒。
究極のエコは買わないこと。
Project333が提唱する、『手持ちのアイテムで済ます』というアイデアは、罪悪感なくファッションを楽しむための工夫としてもすぐれていると実感します。
まずは9月末までこのチャレンジを完走して、それから先もより少なく・長く着るスタイルを継続するぞ~!
Kyoko
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