こんにちは、Kyokoです
私は昔からファッションエッセイやスタイリング本を読むのが大好きで、
20冊ほど所有しています
今日はその中でも、アラサー世代におすすめの3冊を紹介させてください!
されど“服”で人生は変わる
まずはこちら
女性誌での連載やベストコスメ大賞審査員の常連、
美容ジャーナリストの斎藤薫さんのファッションエッセイです
今と変わらず、鋭い観察眼と書き口でズバッと力強く切り捨てていく感じが小気味いいです
(正直、ファッション誌の2ページくらいの読み物だと、「それって貴方様の思い込みでは・・」と納得感に欠けるほど強引な帰結をされることがあるのですが)
エッセイになると、いろいろ背景をしっかり語って下さっているのでわかりやすい^^
個人的に、この本の最大の特徴は、
読者に”スタイル”を問うてくるところだと思います
たとえば、「パンツ派とスカート派」、「シルバー派とゴールド派とパール派」
それぞれどんな女なのか、そしてあなたはどれを選ぶのか、
随所で投げかけてきます
特に28歳前後の女性にはぜひとも読んでいただきたいです
なぜなら斎藤さん曰く、
「28歳くらいは女が大人として完成する年齢」であり、
そこらで一度自分のおしゃれを完成させるべきだから
私は確か26歳くらいでこの本に出会ったのですが、
そのころどんな格好をしていたかというと、
営業職だったため平日はほぼスーツ
男性が多い職場で女子っぽいスーツを着るのはなんか違うな~、と思いつつ
大学時代からのエビちゃんOLから抜け出せないままAnecamを読み続け、
ジャスグリッティーでかわいいワンピースを試着し、
に、似合わない・・・
と衝撃を受けていましたw
(そもそも、わたくし身長が167㎝ありまして、割と老け顔でして、
エビちゃんOLファッションが似合う「若い娘ブースト」はとっくに終わっていたんですね)
そんな迷える時期に出会った大事な本
もし、今服で迷っているならば、一読の価値ありですよ^^
さて、28歳はとうに過ぎましたが、
自分がスタイルを確立できてきたか、というとまだちょっと(かなり)怪しい
でも、少なくともラブリーではなくエレガント
小娘でもおばさんでもない、ちょうどいい大人感を目指しています~
「いつでもおしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方
二冊目は大人気ファッションブロガー・リメイクデザイナーの
ミランダかあちゃんこと輪湖もなみさんのご著書
一冊目の斎藤薫さんの本を読んでみて、
「おっしゃスタイル作るぞ~~~!!!でも、どこから何をすれば・・・???」
となったらこの本が断然おすすめです
ミランダかあちゃんが懇切丁寧に指導してくれます
大まかな方法は、
- 今持っている洋服・自分のライフスタイルの棚卸し(AS IS整理)
- なりたい姿、イメージの検討(TO BE検討)
- 1と2を比較して自分のベーシックを決める(AS IS/TO BE分析)
ちょーーーーーロジカルです
(あ、ロジカルとか論理的っていうと、難しいイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、論理的というのはクドクド言わなくても相手にスッと伝わることなので、逆に簡単なのですよ)
また、ミランダかあちゃんが素敵なのは、
便利で頼れる「ベーシック服」だけではなく、
着回しはあまりできないけどでも好きでたまらない「お楽しみ服」
を持つことを勧めていること
そうだよね、着回しだけではファッションはつまらないもの!
と、納得しきりでした。首もげるくらいうなずいたw
ただ一点だけ補足するならば、
この本のメインターゲットは40代以上の女性です
自分の長所・短所をある程度わかっている大人を読者として想定されているようなので
まだまだいろいろ試したい!変わりたい!と思っている若い方には少し早いかもしれません
(大人がターゲットなこともあり、着やせのことも割と厳しめに書いてあります
まあ、幾つでもスタイルはよく見えるに越したことはないのですけどねん^^)
そんな若い世代の方も、予習として読む価値十分ありますよ~!!
ブログ「ミランダかあちゃんのスタイルレシピ」もとっても素敵です
最近はYoutube「ミランダかあちゃんねる」も始められています
アパレルの裏話も、トレンド情報も、あとギャグも(笑)
たくさん発信されていて、すっごく参考になりますよ
私はわたし、80過ぎてもおしゃれは続く
そして最後はこの方!
82歳の大人気インスタグラマー、木村眞由美さんのご著書です
もう、このマダム、とにかく全てがかっこいい!!
鮮やかな色使い、
こなれたハイブランドの使い方、
そしてなんといっても姿勢のよさ!
ポージングーーー!!
は~素敵^^
と、眺めるだけでもいいのですが
もし、
「なりたい姿とかスタイルとか、よくわからない」
と思われているのであれば、
木村マダムの着こなしから考えるのも一つかなと思います
遊びが効いているし、正直コンサバな万人受けスタイルではないです
でも、自分の好きを追及している姿に、楽しそうな笑顔に、
一つ一つのアイテムに対する愛着やストーリーに、
自然とこちらも楽しい気持ちになれますよ
そして、そんな気持ちで自分のクローゼットを開けてみれば
これは好きだな~!
これを手に入れたときは忘れられない!
ってものが必ず1つや2つ、見つかると思うのです
そんなアイテムたちは、自分のなりたい姿やスタイルときっと無関係ではないはず
というか絶対関係しているはず!
あ、もし見つからなくても、全然問題ないとおもいます
素敵なファッションの先輩達の姿が頭に残っていれば、
インスピレーションが冴えて、きっとしかるべき時に出会えるから!
お気に入りの先輩をあなたのスタイルのヒントに
おすすめのファッション本3冊、紹介させていただきました!
ファッション雑誌とこうした本の違いは、
一人の女性の人生観に触れられるところかな、と思います
彼女たちが選び取った洋服と美意識が反映されたコーディネートは、
一本筋が通っているので月日が経っても古びたりせず、
いつまでも楽しめますよ
いろいろな先輩の人生観とスタイルに触れながら
自分のスタイルを考えていきたいですね^^
またおすすめがあれば、紹介させていただきます☆
Kyoko
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