皆さんこんにちは、Kyokoです。
またまたBook Reviewです。
ファッションプロデューサー・ディレクター、YouTuber、ワードローブコンサルタント etc…
幅広くご活躍中のミランダかあちゃんこと輪湖もなみ様の新作です。
（以下、親しみを込めて、かあちゃん様と呼ばせていただきます(*^▽^*)）
じつは私、前作も愛読していまして、過去にこのブログでもご紹介させていただきました。
前作「「いつでもおしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方」は、いわゆる”スタイル本”。
タイトルの通り自分の理想のクローゼットの育て方を、具体的なノウハウと素敵な着こなし例（かあちゃん様がモデル）でレクチャーしてくれるものでした。
かあちゃん様のクローゼットの育て方は、かなりロジカルで明確。どなたにもわかりやすいけど、いざ実践しようとすると多少は根気がいる、しかし効果は絶大という感じです。
でも今回はタイトルにもある通り、大人がもっと大人を楽しむためのアイデア、言わばかあちゃん様の人生本！
ということで、喜び勇んで読んでみました☆
アラサーにもおすすめ！「かっこいい大人になる」ためのヒント
この本、一言でいえば、かっこいい大人になるためのヒントが詰まっています。
「大人」といっても定義は色々ですが、かあちゃん様がメインターゲットとされているのはおそらく40歳以降のマチュアな女性たちなのだろうと思います。しかし、それより少し下のアラサー世代にとっても役立つヒントが満載です。もう必読書です。
この記事では、今年36歳、アラサーを少しはみ出た(笑)私の感想として、
この本がアラサーにもおすすめできる理由について、まとめてみました。
アラサーから、「かっこいい大人」を目指す
アラサーにもおすすめる理由の一つ目は、かあちゃん様が「かっこいいは最強」と言っていること。
私もこれに大賛成！なんです。
どういうことかというと、
「美しさ」は持って生まれた素材で決まる面があり（運ゲー）、「若さ」は時間の経過とともに全員が失っていくもの（期間限定）。
一方、「かっこよさ」は、経験とともに積みあがっていくもの。自分を楽しんで、頑張ってきたことすべてが糧になるんです。
ならば、人生のより早い段階（たとえばアラサーで）で、これを目指しちゃったらいいんじゃない？？？と思うんです。
だってほら、より早く意識して、積み上げた方が、なんか仕上がりがよさそうじゃないですかｗ
表面の美しさばかりを気にするのでもなく、だんだんと失われる若さにこだわるでもなく、
日々自分らしく頑張って、時には受け流して、周りの力も借りながら、かっこいいい大人になっていく。
もちろん直ぐにカンペキにはならないけど、ゴール設定としてとても参考になると思います(*^▽^*)
（余談ですけど、「歳を取る」と「年齢を重ねる」って、その響きだけで雲泥の差がありますよね…。
人生が過ぎていくことに対してどんな意識を持っているかで、言葉の使い方も変わりそう(^^)）
下写真はマルタのロックビーチ、St. Peter’s Pool。
日本とは違い、おじいちゃんもおばあちゃんも水着でドボンドボン飛び込んでいて、あ～人生楽しんでいるなぁ✨って、かっこよさを感じた瞬間でした。
今のアラサーは、より変化に強くなる必要アリ
アラサーにもおすすめする理由の二つ目は、今のアラサーはより変化に強くなる必要があるから。
そして、そのためには経験がくれる「かっこよさ」は最強！、とおもって生きていくことがとても役に立つと思います。
女性のライフスタイルは、就職・結婚・出産・子育て・介護 etc とイベントによって変わっていくとよく言われていますが、
幾つで、どの順番で何がやってくるかって、今の時代はもうわからないですよね。
どういう人生が定型とか、マジョリティとか、意味がないよな～とすら思う。
だから、同世代と自分を比べてもじつはあんまり意味はなくて…
自分オリジナルの人生を楽しんでいくためには、
- 日常の中で自分をどれだけ大事にできるかという丁寧さ
- （一方で）今はこれに徹するという割り切り
- 他人に共感はするけど同調はしないという距離感
というようなスタンスを身に着けながら、環境の変化に合わせていい感じの自分を更新していくことが大事だなと強く思います。
平たく言えば、自分をしっかり持つ！とな。
この本は、そのためのヒントが詰まっているんです。
時にはファッションと絡めながら、時にはかあちゃん様の黒歴史？を紹介しながら、
変化をどんなふうに受け止めて、受け流して、楽しんでいくのがいいのかを教えてくれます。
（わたしは前歯の話に結構びっくりしました…）
いや～、これ書きながらついつい自分を振り返っちゃいますね。
いま妊娠8か月なのですが、身体やメンタルに色々な変化があるにつれ、「主権を奪われていく感覚」的なものがありまして。
春服欲しいな～、でも何着てもお腹出てるしな～更に出てくるしな～って自分に対して雑になったり、
「母親になるんだから…」「母親として…」「頑張りすぎないで」「気を付けて」という言葉をありがたく感じつつも足かせのようにも思ったり、
子どものいない友人を見て、変わらず自由ででもバリバリ頑張っていてカッコいいなぁとうらやましく思ったり、
はい、まだ生まれてもいないのに環境変化に揺さぶられまくっております（笑）
これ、生まれたらどうなるんだｗｗｗ
でも、妊娠を経験してわかるようになったことも確かにあって。
例えば、体型を気にして着こなしを考える習慣とか。
これまでは、あんまり何も考えずにMかLサイズを着ればよかったけど、あんまりお腹が出てくるもんだから(笑)、もっと真剣に着やせとかスタイルアップを考えるようになったり。
マタニティ服はこれ以上買いたくない。なら、今何を着れば自分が満たされるのかな～って調べたり。
母や姉といった、身近な母親業の先輩達の教え（＝このブログでは「天の声」と呼んでいます）に疑問を感じたら、最新の育児本とか、教育本とか、心理学の本を読んで調べたり。
（職業柄というか、ひねくれているから、「Aが正しい」と言われると反証できないか試したくなる）
そして、こうやってもがいている自分の中に、環境変化にさらされても失われない自分らしさみたいなものを再発見して安心したり。
あ～ママになっても自分は自分だな、主権は完全には奪われないわ、みたいな。
少しずつ変化に対応できるかっこよさを身に着けているなって思います(*^▽^*)
圧倒的にかっこいいから説得力が違う
アラサーにこの本をおすすめする理由の三つ目は、かあちゃん様の説得力です。
や～かっこいいんですよ、まさしくかっこいい大人ですよ。
まず表紙ね。
シンプルな着こなしだけど、無理がなくて、洗練されていて、何よりご本人に似合っている♡
しかも笑顔が輝いてるな～って✨
ここで表紙以外はのせられないので、書店でぜひ手に取ってパラパラしてもらいたいんですが、本編のコーデ写真も素晴らしいんです。
ハイブランド・デイリーブランド・プチプラ・ご自身のブランドをミックスしてつくるコーデがどれもほんとにかっこいい。
かあちゃん様の各方面での活躍を知らない方でも、「この人おしゃれだな」って感じさせる何かがあるの。
地味でも派手でもなくちょうどよくポイントが効いていて、トレンド固めでもないけど今っぽく、そして何よりどれを見ても何か共通してミランダかあちゃんっぽさがある。
自分の魅力を知り尽くした大人、って感じで本当にかっこいいです。
なんかね、先輩世代からの人生本って場合によっては説教臭く感じることはありませんか？（私だけ？）
でも、とびっきりかっこいい大人からのアドバイスなら、説得力が違いますから！
ちょっとこれ、取り入れてみようかな～って気になること請け合いですよ(^_-)-☆
ちなみに、かあちゃん様のコーデはYouTube「ミランダかあちゃんねる」でも楽しめます。
UNIQLOやGUといったプチプラ品の解説から、ハイブランドの歴史、トレンド情報など、内容盛りだくさんです☆
また、ブログでもトレンド情報や、ご自身の活動のお知らせをなさっています。
こちらもぜひどうぞ。
2021/03/20加筆
なんと！かあちゃん様がこの記事をブログでご紹介くださいました(^^)/
それも光の速さで！！！
いや～仕事ができる人って、違いますね。ほんとにかっこいいです。亀更新の私はそこから見習わなくては…。
かあちゃん様、ありがとうございます！！！
オリジナルの人生でかっこいい大人を目指しましょ☆
変化の激しい時代に、自分オリジナルの人生を歩んでいくわたしたち。
変化を楽しんでかっこいい大人を目指すなら、
飛び切りかっこいい先輩がどんなふうに人生を歩み楽しんでいるのかから、学べることはたくさんあると思います♪
「どうせなら歳は素敵に重ねたい 大人の日々をおしゃれに生きる着こなし、暮らし、生き方のアイデア」
ぜひ、読んでみてください～。
ではでは
Kyoko
コメント
[…] […]
はじめまして
ミランダかあちゃんさんのブログ経由でお邪魔しております
自分はkyokoさまより一回り以上上の十代男子の母ですがブログ楽しく読ませていただきました。
「他人に共感はするけど同調はしない距離感」という言葉が好き過ぎて、思わずコメントしてしまいました
本質を突いた言葉って世代や環境の違い関係なく響くんですね〜
子育て中は自分に使える時間も減ると思いますが、成長させてくれる部分もいっぱいあるので 忙しさも楽しんでください
でも無理せず健康第一で。
それでは。
raffineさま
はじめまして、コメントありがとうございます！
ミランダかあちゃん様のブログからお越しいただいたのですね！かあちゃん様のブログは私もしょっちゅう読ませていただいております(^^)
「他人に共感はするけど同調はしない距離感」というのも、かあちゃん様の新作本の中のエピソードを自分なりに要約した言葉でした。
いつもいつも実行できるかはわかりませんが(笑)、ちょっとお守りにしたい言葉です。
子育てへのエールもありがとうございます！
世の中には素敵な女性の先輩がたくさんいらっしゃるので、これから先がたのしみだな～と思っております。
無理せず頑張ります～！