皆さんこんにちは、Kyokoです。
3月以来リモートワークが続いており、Stay Homeもだいぶ板についた昨今。
これはひょっとして、美白の大チャンスじゃないかと思いまして!
なぜなら、毎日家の中で仕事し、外出は日が落ちてから散歩や買い物に出かける程度なので日照量がだいぶ減っているし、新しいものを試して少々肌の調子がわるくなってもオンライン会議ならだいぶごまかせるから!
ということで、今回は最近私が試してみた攻めの美白についてご紹介します。
始めに言っておきますと、失敗談です( ;∀;)
商品に対するネガティブな評価も出てきます( ;∀;)
おすすめ情報でなくて心苦しいですが、こういう肌質の人が、こういう使い方をするとこうなったよ、という一例として参考にしていただければ幸いです。
私はシミの素を飼っている(なぜか右半分に多い)
お肌のシミって、気になりますよね~。
つやつやで健康的な肌でも、シミが一つあるだけで、やっぱりちょっと老けた印象になってしまう…(-“-)
写真の通り、私の顔にはシミがちらほら…( ;∀;)
しかもなぜか右の目周りばかり。いやあ、辛い。
※加工無しの画像です
しかもね、シミは表に出ているものがすべてじゃないんですよ。
コロナ自粛直前の3月ごろ、デパートのコスメコーナーで、シミ予備軍を見せてもらったのですが…
↓↓恐怖画像が出ます( ゚Д゚)↓↓
予備軍がたくさん!!そして明らかに右に多い!!
美容部員のお姉さんいわく、左側は平均より少ないけれど右側は多い。
正しくケアをしないと、これからもシミが増え濃くなっていくとのこと
こんなにシミの素を飼っているなんて・・( ;∀;)がーん。
中学の時から日焼け止めは欠かさず塗っていて、派手に日焼けした記憶はないんですけど。部活は日に焼けるはずがない剣道部だったし。
ただ、大学以降、毎年のように海や山には行ってますね~。海外もビーチに行くのが好きで。日焼け止めは塗っているけど、じわじわ蓄積されてきたのでしょう。
もともと色白の方ではあるし。
んでも、なんで右にシミが多いのか、心当たりはまっっったくないです(笑)
ペーパードライバーなもので運転もしないし。謎だ…(-_-)
ま、考えても仕方がないですね。ケアするのみ!
シミのメカニズムと美白成分
シミをケアするには、シミが発生するメカニズムを知り、アプローチを考えることが大事!
(ちなみに、ここで取り扱うシミは、紫外線によるダメージによって加齢とともに発生する老人性色素斑というものです)
皆さんご存じの通り、シミは紫外線のダメージによって発生します。
最近の研究でそのメカニズムはかなり明らかになってきています。
大まかに言うと、以下の通り。詳しくは資生堂シミ予防研究所HPをご参照ください。
- 肌の表面(表皮)が紫外線を浴びると「ダメージを負ったよ!」という情報がメラノサイトに届く
- 肌内部(真皮)のメラノサイトが「肌を守らなきゃ!」とメラニン色素をつくる(まずチロシンというたんぱく質を作り、チロシナーゼという酵素の働きにより、チロシンをメラニン色素に作りかえていく)
- メラノサイトが生み出したメラニン色素が、ターンオーバーによって、肌の表面(角質層)へ上がり、ターンオーバーが正常に行われていればメラニン色素は垢として排泄される
⇒シミはできない
しかし、加齢によってターンオーバーが遅れてくると、メラニン色素が排出されずに肌表面に残ってしまう
⇒シミの発生!!!
うう、最終的には加齢が原因か…(-“-)
確かに小学生ならどんだけ焼けても、すぐシミになったりはしないですもんね…
しかし加齢は誰でも避けられないもの。なので、シミができるメカニズムに対し、それぞれアプローチするのが有効とされています。すなわち、以下3つ!
- メラノサイトに紫外線を浴びたことを知らせない
- メラノサイトがメラニン色素を作るのを邪魔する
- それでもできちゃったメラニン色素の排泄を促す
これらの効果を持つ代表的な美白有効成分をまとめてみました。
アプローチ | 詳細 | 成分名 | |
1 | メラノサイトに 紫外線を浴びた ことを知らせない | 紫外線ダメージを メラノサイトに 伝えることを 邪魔する | ・トラネキサム酸 ・トラネキサム酸セチル酸塩酸 ・カモミラET 等 |
2 | メラノサイトが メラニン色素を 作るのを邪魔する | チロシナーゼの 生成を邪魔し、 チロシンを メラニンに変えない | ・トラネキサム酸 ・ハイドロキノン ・アルブチン(ハイドロキノン誘導体) ・ビタミンC誘導体 ・コウジ酸 ・エラグ酸 ・4-n-ブチルレゾルシノール ・リノール酸S ・4MSK ・5,5′-ジプロピルビフェニル-2,2′-ジオール 等 |
3 | それでも できちゃった メラニン色素の 排泄を促す | 表皮にメラニンを とどまらせず シミを人目に 触れさせない | ・4MSK ・エナジーシグナルAMP ・ビタミンC誘導体 |
なお、これらの美白有効成分を総動員しても、化粧品でシミを完全に消すことは難しいそう。薄く、目立たなくすることを目標にしたケアが現実的です。
どの有効成分を狙う?
これまで私は、資生堂のHAKU(トラネキサム酸、4MSK配合)や、
TUNEMAKERSの原液美容液(トラネキサム酸、ビタミンC誘導体)等を試してきました。
あ、そうそうビタミンC誘導体は、河北祐介さんプロデュースの&beの化粧水にも10%以上も配合されているんです!美容液並みの高配合♡
どれも使っていると肌全体が明るくなるし、ビタミンC誘導体は毛穴やニキビも防げていいな~と思っていたのですが。
今あるシミが薄くなったという実感、までは得られず(-“-)
できてしまったシミに対し、もっと劇的に効く化粧品はないかな~と調べて、ハイドロキノンという成分にたどり着きました。
&beの生みの親、河北祐介さんといえばオンラインサロン「河北メイク塾」がおすすめ!ご興味ある方はこちらをどうぞ(^_-)-☆
”お肌の漂白剤”ハイドロキノン
ハイドロキノンとは、皮膚科で美白剤として利用されるほど、強い漂白作用を持つ成分。”お肌の漂白剤”とも呼ばれています。先ほどのアプローチでは、主に「2:メラノサイトがメラニン色素を作るのを邪魔する」効果があります。
どれくらい効果が強いかというと、同様の効果をもつアルブチンやビタミンC誘導体の100倍ともいわれているんです!
一方、刺激もやや強く、肌質や体調によっては塗布した部分にかゆみ・赤みが生じることもあるそう
また、成分の安定性が低く、酸や日光で変質し逆に着色を招いてしまうという副作用も。塗布後は紫外線を避ける必要があります。
資生堂のウェブサイトには以下のような記載も。
ハイドロキノン【はいどろきのん】
出所:資生堂シミ予防研究所
皮ふ科やクリニックで処方される薬剤。現在、化粧品への配合も認められているが、医薬部外品には配合できない。また、有効成分としての認可を受けていないため医薬部外品有効成分でもない。メラニン生成に関わる酵素であるチロシナーゼの働きを抑えてシミ・ソバカスを防ぐといわれている。
なんだか、いかにも危ないもの、みたいに思えませんか??
高濃度ハイドロキノンの誘惑
ハイドロキノンは、欧米では濃度2%以下であれば市販で容易に入手可能ですが、4-5%以上の濃度では医師の処方でのみ用いれます。
専門家の指導の下、利用すべき成分ということなんですね。
一方、日本では2001年に化粧品として配合が認可されましたが、先ほどの資生堂シミ要望研究所からの引用の通り、厚生労働省の認める医薬部外品有効成分ではありません。(欧米と同様、医師の処方は可能です)
じゃあ、日本で市販されているハイドロキノン配合化粧品ってどんなものがあるかというと…
あるわ、あるわ。
純ハイドロキノン8%配合 KISO キソ ハイドロクリームPHQ-8 20g 日本製 ハイドロキノンクリーム
安定型ハイドロキノン 10%配合ハイドロキノンクリーム(8g)日本製
8%やら、10%やら、高濃度のハイドロキノンがざっくざく。
(医薬部外品は有効成分の配合率が規制されるのに対し、化粧品は規制されません。結果的に欧米より日本の方がよっぽど手に入りやすい模様)
しかも安い!
そんなすごい作用がある化粧品が、このお値段。
こんなうまい話があるのだろうか。
副作用は気になるけれど、ちゃんと用法を守れば日本製だし、なんとかなる??
ちょ、ちょっと試してみたい…
ハイドロキノンチャレンジ☆レポート
はい、誘惑に負け、手を出してしまいました(;・∀・)
LANTELNOのWhite HQ Cream。純ハイドロキノンを5%配合とのこと。
(さすがに10%はやりすぎでしょ、と思い5%にしてみました(笑))
ハイドロキノン5%配合 ランテルノ ホワイトHQクリーム【日本製】「くすみの点」対策 ハイドロキノンクリーム
外観
届いてみると、とても小さい。内容量10gですからね。
クリームはいたって普通の乳白色で、特に何の匂いもしないです。
使用において気を付けたこと
私は比較的肌が強く、これまで化粧品で肌荒れしたことはありません。
でもかぶれを防ぐべく、自分なりにいくつか気を付けました。
まずは使用を始めるタイミング。
生理中は肌が敏感になりやすいので、生理終了直後に試し始めました。
それからパッチテスト。
いきなり顔に使わず、まずは腕のシミに塗布して一晩様子を見ました。
あとはメーカーの使用方法をしっかり守って、シミが気になるところにだけスポット使い。
使用方法
出所:LANTELNO製品パッケージ
化粧水等でお肌を整えた後、お顔の期になる部分にぬって優しくなじませてください。
※気になるポイントのみに使用し、お顔全体には使用しないでください。
また、ハイドロキノンを塗った後に紫外線を浴びると色素沈着によりシミが逆に濃くなるとの服作用も調べていたので、ひとまず夜のみ使用としました。
結果
やっぱり(?)というか、かぶれました…。
でも、すぐに落ち着きました。今(使用開始から9日目、使用中断から5日目)はかぶれの症状は全くありません。数日しか使えなかったので、シミも使用開始前と比較し薄くも濃くもなっていません。
詳細な経過は以下の通りです。
- 1日目:全く変化なし
- 2日目:全く変化なし
- 3日目:使用していた部分の肌に、わずかにかゆみを感じる。
- 4日目:かゆみが少し強くなる(気づくと指で触りそうになるが、我慢できる程度)。また、皮膚表面に若干赤みが出て、突っ張ったようなうす~い透明のかさぶたでもできたような、立体感が生じる。一言でいえば、軽くかぶれている状態
- 4日目夜:怖くなって使用をストップ
- 5日目:赤みとかゆみは4日目と変化なし。保湿をたっぷりして、メイクは日焼け止めのみに
- 6日目:赤みやかゆみは消えたが、使用していた場所だけ、やや乾燥したような質感に。保湿をたっぷりして、メイクは日焼け止めのみに
- 7日目:乾燥した感じもあまり気にならなくなる。保湿をたっぷりして、メイクは日焼け止めのみに
- 8日目:ほぼ使用前に肌の質感が戻る。シミの色にも変化は特にみられない
- 9日目:使用開始前と変わらない状態へ回復
なんと、4日間でチャレンジが終了してしまいました(;・∀・)
なぜかぶれてしまったのか?対策は?
ちゃんと用法は守ったのに~!と思ったのですが、よくよく考え調べてみると詰めが甘く、いくつか原因が思い至りました。
まずパッチテストについて。私の例にもある通り、ハイドロキノンは使用を継続したときに肌荒れを引き起こすこともあります。なのでパッチテストは最低3日は続けて様子を見た方が安全です。
敏感肌の方なら当たり前にやってらっしゃる週刊かもしれませんが、自分の肌の強さを過信していました。
次に紫外線対策について。「朝使わなければ紫外線が悪さをすることはないだろう」と思っていたのですが、甘かった。夜のうちに肌に浸透したハイドロキノンは、皮膚の中に残っているため、いつもより徹底した紫外線対策をすべきでした。
私はいつも通りUVミルク乳液(SPF50・PA++++の強力なものではあるのですが…)を塗っただけで、日傘・サングラス等はしませんでした。
特に3日目は週末で天気もよく、外を長時間散歩したりしていました。次の4日目からかゆみや赤身が強くなってきたので、何か関連があるのではないかと感じています(-_-)
最後に、スポット使いについて。
スポット使いのレベル感が甘かったとでもいいますか…。私は気になるシミにぺったり指で塗っていたので、シミの外周から0.5㎝くらいは余裕ではみ出てしまっていたと思います。でも、AmazonのWhite HQ Creamのページをよくよく確認すると、塗布する範囲についての注意事項(以下、引用赤字部分)を発見!
【使い方】
出所:Amazon White HQ Cream
塗って寝るだけ簡単3秒ケア!ハイドロキノンは実感力の高い成分ですので、まずは夜のみのご利用を推奨するナイトケアクリームです。洗顔後に化粧水や美容液などでお肌を整え、最後にWhiteHQCreamをご使用ください。ご使用量の目安は、お悩みの箇所が白く薄くみえなくなる程度です。お肌になじませる時は軽くポンポンと置いてください。(※かるくなじませるとWhiteHQCreamは乳白色に変化しますが、自己乳化している反応ですので、ご安心ください。お悩みの箇所からクリームがはみ出てしまった場合は、綿棒などで拭き取ってください)
え~!そんなに厳格な”スポット”なの!?って驚いちゃいましたが、そのようです。
あくまでシミができているところにのみ使うべき成分なので、シミの輪郭からはみ出ないよう塗るべきと。
う~ん、私の雑な性格が見事に裏目に出てしまいました。。。
※上記は筆者個人の見解であり、記載通りに試せばWhite HQ Creamを含むハイドロキノン配合化粧品をかぶれることなく利用できることを保証するものではありません。お試しされる際は、自己責任にてお願いいたします。
ハイドロキノンチャレンジ、終了?
じゃあこれに懲りてもう試さないのかというと、じつは今、迷っていまして。
だって、まだ効果が実感できていないから(笑)
それに今(使用開始から9日目、使用中断から5日目)ではすっかりかぶれは収まってしまったので、もう少し使い方に気を付ければ刺激を抑えつつ使用継続できるのではないか、と期待してしまいます。
最初に書いている通り、リモートワークの今だからこそ試しやすいっていうのもありますしね。
今回の反省を生かしつつ、体調が良い時にもう一回この製品を試そうかな~。
それか、もっと信頼度が高いハイドロキノン化粧品があれば、そちらを試してみようかな~。
ハイドロキノンの誘導体であるアルブチンを試す手もありますね。
効き目は100分の1になっちゃうけど、肌への刺激もなく安心して使えるとか。
(アルブチンはトラネキサム酸等と同じく、厚生労働省の医薬部外品有効成分です。詳細はこちらをどうぞ)
TUNEMAKERS(チューンメーカーズ) α-アルブチン 美容液 10ml
次回はもう少し商品についてもしっかり調べてトライします!
***
ということで、初めて美容系のレポートをしてみましたが、いかがでしょうか。
肝心の効果についてレポートできておらず、すみません(;´Д`)
ハイドロキノンにはやっぱり興味があるので、何らかの形でチャレンジを継続しようと思います~。その時はまた結果をお伝えしますね!
目指せシミ撲滅( ;∀;)!!美肌アプリがいらない肌!!
ではでは
Kyoko
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