Book Review:コートニー・カーヴァー「もう、服は買わない」“もっとモンスター”をやっつけろ!

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私が思ったこと

コートニーさんの体験を読んで、3つのことを思いました。

もっとモンスターは私の中にもいる

もっとモンスターは私の中にもいます。というか、はびこってます。

  • 年収1,000万円を稼いでみたくて、もっともっと稼げるほうへ転職する
  • もっともっとおしゃれになりたくて、買い物と断捨離を繰り返す
  • 産前産後にお金を稼げないことに不安を感じ、もっともっと増やすことにこだわる…

成長への健全な意欲、と言われればそうかもしれませんが、気になるのは動機が何なんだろうということですよね(笑)

めでたく年収1,000万円を達成しても、正直、今の仕事が面白いとも天職だとも思っていない。
もっともっと稼ごうと頑張る同僚や先輩を見ても、気持ちがついていかない。

おしゃれが好きで、外見を整えることで自信や行動を生むと信じている。
骨格診断パーソナルカラーを学んで、自分に似合うものがわかり、より強く思うようになった。
けれど、買っても足りないし、いらないものは溜まっていくし、なんだか同じところをぐるぐると回っているよう。

育休中はお給料が2/3になる。復帰してもこれまでのようには稼げない。仕方がないけど、稼げなくなる自分になるのはなんか不安。
ならば増やそうと投資を本格的に勉強しし始めたけど、着地点はどこなんだろう…?

もっと、と思う動機は自分の中から湧き出てきたのか、誰かの目を気にしたものなのか。
しっかり考える必要がありそうです…(;・∀・)

Project333は自分を知る魅力的なメソッド

Project333、かなり面白そうだな~と思います。

今の自分に本当に必要なアイテムがわかりそうだし✨
毎日お気に入りのコーディネートで過ごせるなら、実はそんなにストレスもなさそうだし✨
お気に入りのアイテムがすっきり収まったクローゼットって、憧れますし✨

つい最近も、敬愛するミランダかあちゃん様がYouTubeで、「アパレルでは、ハンガーに掛かったアイテムとアイテムの間に7㎝開けるのが原則」とおっしゃっていました(高級ブランドなら10㎝だそう)。ゆったり、余裕をもって陳列することで服は魅力的に見えるんだそうです。

お店だけでなく、自分のクローゼットでも同じ扱いをしてあげて、ずっとずっと魅力的なアイテムとして扱ってあげたいな~と思います。

かあちゃん様の考えるSDGsなおしゃれの方法については以下動画が参考になりますよ(^_-)-☆

お気に入りのアイテムが適量はいった幸せなクローゼットの育て方についてはこの本がおすすめ(^_-)-☆

「いつでもおしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方(楽天ブックス)「いつでもおしゃれ」を実現できる幸せなクローゼットの育て方(Amazon)

それでも服は私を幸せにしてくれると思う(笑)

1点、著者に意見したいのは、それでも服は私を幸せにしてくれるよ!!ということ。

コートニーさんはProject333を通じて、「服やそれ以外のアイテムが自分を幸せにしてくれることはない」ときっぱり述べています。疲れている時に必要なものは、ショッピングや、今日着るものについて考えることではない。ゆっくりお風呂に入ったり、お気に入りのアロマを炊いたり、ワークアウトをしたり、家族や大事な人とのんびりすることだ、と。

確かに疲れている時の買い物は失敗しやすいので、半分はうなずけるのですが。一方でそんな日だからこそ、お気に入りのコーデに元気をもらうこともありますよね。だから、全否定しなくてもいいんじゃない~?と思うのです。
モノはモノ、道具にすぎないけれど、道具だからこそうまく使えば幸せに貢献してくれると思うんですよね。

ミニマリストの多くは、モノよりも経験、と口をそろえて言います。

例えばどこかに旅行に行くとき。きれいな自然を眺め、おいしいものを食べることはとっても幸せな経験です。いつまでも思い出として残り、一緒に出掛けた人と曖昧な記憶を引っ張り出して語らい、なが~く幸せな気持ちを味合わせてくれます

でもその時、素敵に装って写真に残った自分や、一緒にいた誰かに褒められてうれしい気持ちも、わたしにとっては全部幸せな経験なんですよね~。だから服やコーデにこだわって、幸せを追求する気持ちは無くさなくてもいいかなと思います。

ま、もちろん、リボ払いで洋服を買いまくるような極端な行動はNGですけどね!

“もっとモンスター”をやっつけて人生を変えよう!

生活のいたるところで”もっとモンスター”にとらわれていた著者。
しかし、Project333を実践する中で、このモンスターをやっつけ、本当の自分の望みを次々に実践していきます。

著者は言います。
もしあなたの中に「○○するなんて、クレイジー?」という疑問がもし生じたら、絶対にやってみた方がいい!と。
世間の目、人並みのなんちゃら、なんて気にせずに、自分の心から湧き出てきた欲求を叶える。
それこそが自分らしさを取り戻し、幸せになる道なんだ、と。とっても勇気をもらえる言葉だと思います!

冒頭でもお伝えした通り、以下に当てはまる方は、ぜひ買い物やクローゼット、そして人生との向き合い方を変えるきっかけとして、本書を読んでみてはいかがでしょうか(*^^*)?

自分の中のもっとモンスターと、クレイジーなアイデアに出会えるかもしれませんよ!

  1. モノであふれる生活から抜け出したい
  2. ファッションが好きだが、ファッションが自分を幸せにしてくれていないと感じる
  3. 自分の人生や生活を自分で決められている実感があまりない
  4. 自分の好きなもの、自分にとって大事なものをもっと知りたい
もう、服は買わない コートニー・カーヴァー(楽天ブックス)もう、服は買わない コートニー・カーヴァー(Amazon)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!

ではでは

Kyoko

コメント

  1. […] […]